ふりがな(ルビ)の付け方まとめ|HTML・note・pixiv の3形式と使い分け
漢字の読みを小さく添える「ふりがな(ルビ)」は、表示する場所によって書き方が変わります。
Web ページなら HTML の ruby タグ、note なら青空文庫記法、pixiv 小説なら専用タグ、といった具合です。
この記事では、代表的な3つのルビ記法の書き方と、モノルビ・グループルビ・熟語ルビの違い、そして手作業の手間を減らす方法を整理します。
そもそもルビとは
ルビは、漢字などの読み方を、その文字のわきや上に小さく添える表記のことです。 難読語や固有名詞、当て字を読者に正しく伝えたいときや、小説の演出として使われます。 紙の本では昔から使われてきましたが、Web や各種投稿サービスでは、それぞれ指定の書き方でルビを表現します。
3つの代表的なルビ記法
1. HTML5 の ruby タグ
自分の Web サイトやブログ(HTML を直接書ける場所)では、ruby 要素を使います。
対応するブラウザでは、漢字の上に読みが表示されます。
<ruby>美術館<rt>びじゅつかん</rt></ruby>
2. note(青空文庫記法)
note の本文では、青空文庫でも使われてきた記法が使えます。
漢字の前に |(縦棒)で開始位置を示し、読みを 《 》 で囲みます。投稿すると、公開ページでルビとして表示されます。
|美術館《びじゅつかん》で|絵《え》を|楽《たの》しむ。
3. pixiv 小説
pixiv 小説の本文では、専用のタグ形式でルビを指定します。漢字と読みを > でつなぐ形です。
[[rb:美術館 > びじゅつかん]]で[[rb:絵 > え]]を[[rb:楽 > たの]]しむ。
モノルビ・グループルビ・熟語ルビの違い
同じ「ルビを振る」でも、どの範囲に読みを対応させるかで見え方が変わります。代表的な3つを押さえておきましょう。
- モノルビ: 漢字1文字ずつに読みを割り当てます (美術館)。文字と読みの対応を厳密に示したいときに向きます。
- グループルビ: 漢字のまとまりごとに読みを付けます (美術館)。送り仮名はルビの外に出ます。迷ったらこの形が扱いやすいです。
- 熟語ルビ(語まるごと): 送り仮名を含む語全体に読みを付けます (大人・今日)。文字と読みが1対1で対応しない当て字・熟字訓に向きます。
手作業だと意外と面倒
記法そのものは難しくありませんが、長い文章にルビを振ろうとすると話は別です。 「どの漢字に、どの読みを、どの記法で」を1つずつ手で書いていくのは手間がかかり、記法を書き間違えると表示が崩れることもあります。 さらに、note 用・pixiv 用・自サイト用で同じ文章を作り直すとなると、二度手間・三度手間になりがちです。
3形式に一括対応する「ふりがな付与ツール」
そこで作ったのが、無料のブラウザツール「ふりがな付与ツール」です。 日本語のテキストを貼り付けるだけで読みを推定し、HTML5 ruby・note(青空文庫記法)・pixiv の3形式に切り替えて出力できます。 モノルビ/グループルビ/語まるごとの切り替えや、読みが違うときの手直しも画面上で行えます。 入力したテキストはお使いのブラウザ内だけで処理され、外部サーバーには送信されません。
ふりがな付与ツールを開く →